水曜日の12時は1週間の半分です。

仕事を通して得た気づき、読書記録などを。

「女性のための一生折れない自信のつくり方」

営業をやるようになって2ヶ月、今はまだ業務内容の幅広さや目新しさが楽しくて、へこむなんてフェーズにはないんだけど、先を見越して、へこまない心の持っていきかたなんかを一通り頭に入れたくて、久しぶりに和田裕美さんの本を何冊か開いてみている。

その中でも、「女性のための一生折れない自信のつくり方」という著書が、首をもげんばかりに頷く部分が多く、非常によかった。自分が普段大事にしていて、大事にしているからこそ、ちょっとやそっとじゃへこまなくなってきている考え方というのが、ずらりと言語化されている。これはすべての人、すべての自分の人生を最大限に楽しみたいと考えている人に役に立つ本のような気がする。
私が特に目に付いた項目は以下のような考え方。
・一歩ずつ、自分を世界に開いていく。
・嫌なことからもプラスの何かを見出し、それを自分の強さにする。
・プレッシャーは強いほどよい(大きなプレッシャーがかかったら、自分の技量があるからこそこんなに期待されていると自惚れる)

あと非常に印象的だったのは、物欲は向上心である。と言い切っているところ。いわく、「あまり欲を持たない」という人が増えて、それがなんとなくかっこいいように思える時代には絶対に不景気が影響している、と。求めない態度には、「求めて手に入らないとがっかりするから求めない」という心理が影響しているからではないかと和田さんはいう。反面、「欲しい」と願うことは手に入らなかったときにがっかりすることより、手に入るかもしれないワクワク感に目を向けている。ワクワク感に目を向けること、これが未来を信じる力であり、向上心であり、自信の一つである、と言い切っている。この部分は、物欲を持たない時期を経て、物欲を有り余るほど持つ今の私からいうと、非常にしっくりくる部分だった。
私は、物が欲しいし、その物を求めるのにふさわしい自分でありたい、って強く思う。そのためにキャリアアップして、たくさんお金を稼ぎたいし、子供には質のよい教育を受けさせて、海外旅行もたくさんいって、たくさんの知見を身に付けたい。こういう気持ち、持っている人には本書、本当にお勧めよ。

女性のための一生折れない自信のつくり方

女性のための一生折れない自信のつくり方