水曜日の12時は1週間の半分です。

仕事を通して得た気づき、読書記録などを。

少年のジョギング

少し前に、読んだ話。ソースは完全に忘れたが、Webか新聞。幼少時に体がよわかった少年が親のすすめで毎朝ジョギングをするようになり、文字どおり雨の日も風の日もジョギングを続け、何年か経過後、よわかった体は強くなり、少年は陸上の選手になったという、実話を読んだのである。ある意味平凡な話なのかもしれないが、わたしの心に強く残ったのは、少年が雨の日さえも走ったという事実である。

わたしはジョギングを日課としてはいるが、雨の日は走れないと思い込んでいた。だから雨の日には、走れないことにフラストレーションを感じつつ、ジョギングをお休みしていた。だから冒頭の少年の話がとても印象的だった。あ、雨の日も走っていいんや。思い込みからの解放の予感。

今日、まさに雨の中走ってきて、少々の雨なら、全然不快でないし、むしろ人も少なくて走りやすいということがわかった。

新聞、本、Web記事から自分の中に大量に入ってくるストーリー。自分の中の何かにひっかかったものに、ん?と立ち止まり影響を受ける私たち。これがあるから私は、自分の中に他者のストーリーを取り込むこと、何かの中毒症状のように止められないのである。